福祉とアートにとりくむ
すべての⼈へ。
つながる・ささえる
ネットワーク
「障害者芸術文化活動普及支援事業」は、障害のある人が芸術文化にふれ、楽しみ、深めることができる社会づくりを推進する中間支援事業です。多様な人々が、それぞれの地域で自分らしく生きることができる社会を目指して、障害のある人の芸術文化活動の普及を推進しています。
地域における⽀援体制を全国に展開しています。「相談支援」「機会創出」「人材育成」「情報発信」に取り組みながら、領域を横断するネットワークを築くことで地域における⽀援体制をつくっています。
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相談⽀援
芸術⽂化活動に関する
さまざまな悩みを
伴⾛しながら解決にみちびく創作や発表など、障害のある人の芸術文化活動に関するあらゆる悩みを伴走しながら解決に導きます。障害のある人やそのご家族、介助者等、さまざまな方から相談を受付けています。
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機会創出
芸術⽂化に参加する
機会を⽣み出す展覧会や障害の有無にかかわらず参加できるワークショップ、 舞台公演などを開催または支援することで鑑賞、創造、発表等、様々な方法で芸術文化に参加する機会をより多く生み出す取組です。
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人材育成
障害のある⼈の
芸術⽂化活動を
推進する⼈材の育成美術や舞台芸術等についての福祉事業所職員向けの研修や、芸術作品の著作権についての講座を開催するなど、障害のある人の芸術文化活動を推進する人材を育成します。
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情報発信
障害のある人の
芸術文化活動に関する
幅広い情報の収集と発信展覧会、公演、ワークショップ、講座などのイベント情報、地域のアーティストや芸術文化活動の実態などの情報を収集し、さまざまな方法で発信していきます。
※詳しい活動内容については「⽀援センター」ページより該当地域の⽀援センターへお問い合わせください。
都道府県の支援センターを中心に
広域センターや連携事務局がサポートします
より身近な拠点で支援が受けられるよう47都道府県に支援センター設置を目指しています。また、支援センターが設置されていない都道府県や支援センターを広域センターと連携事務局がサポートしています。
障害者芸術文化活動支援センター
都道府県における活動支援
各都道府県に設置。障害当事者やその家族、福祉事業所や文化施設等を対象に、地域における障害のある人の芸術文化活動を推進します。
障害者芸術文化活動広域支援センター
支援センターへの活動支援
全国7箇所に設置。担当するエリア(ブロック)内にある支援センターのフォローや、支援センターの設置されていない都道府県に対する支援を行います。
連携事務局
支援センターや広域センターへの活動支援
支援センター・広域センターへの活動支援を全国的・横断的に行います。
平成26年度(2014年度)〜平成28年度(2016年度)
障害者の芸術活動支援モデル事業
(対象分野:美術分野)3年間で全国12箇所に支援センターを設置
平成26年度=5団体/平成27年度=7団体/平成28年度=10団体
平成28年度「障害者芸術文化活動支援センター設置・運営マニュアル」発行
平成29年度(2017年度)〜
障害者芸術文化活動普及支援事業
支援センター・広域センター・連携事務局の全国支援体制が整備
平成29年度(2017年度)…全国20都道府県に支援センター設置
対象分野が美術分野および舞台芸術分野となる
平成30年度(2018年度)…全国24箇所に支援センター設置
令和元年度(2019年度)…全国23箇所に支援センター設置
令和2年度(2020年度)…全国37箇所に支援センター設置
対象分野が美術、音楽、演劇、舞踊などの多様な芸術文化活動となる
令和3年度(2021年度)…全国37箇所に支援センター設置
令和4年度(2022年度)…全国39箇所に支援センター設置
令和5年度(2023年度)…全国44箇所に支援センター設置
連携事務局(令和6年度)
美術分野:特定非営利活動法人アートNPOリンク
舞台芸術分野:株式会社precog(プリコグ)
連携事務局
美術分野:社会福祉法人グロー(GLOW)~生きることが光になる~
舞台芸術分野:社会福祉法人大阪障害者自立支援協会(国際障害者交流センター ビッグ・アイ)
障害者による芸術文化活動に関する厚生労働省の取り組み
厚生労働省では本事業以外にも「障害者の芸術文化活動」に関するさまざまな取り組みを行っています。詳しくは以下をご参照ください。