厚生労働省|障害者芸術文化活動普及支援事業

厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局

お知らせ記事

連携事務局より

令和6年度全国連絡会議を10月24日(木)-25日(金)岐阜にて初開催!

2024年10月7日

障害のある人の芸術文化活動を支援し、障害者の自立・社会参加を厚生労働省「障害者芸術文化活動普及支援事業」では、令和6年度全国連絡会議を10月24日(木)・25日(金)に実施し、障害福祉と芸術文化に関する知見を深め、情報共有、意見交換を行うための機会を創出いたします。 

今年度は、「清流の国ぎふ」文化祭2024(「第39回国民文化祭」および「第24回全国障害者芸術・文化祭」)が開催される岐阜県の長良川国際会議場を会場に実施します

障害者による芸術文化活動を広げるネットワークづくり」をテーマに岐阜県内の取り組みの実例を紹介するシンポジウムのほか、分科会として、テーマ別の意見交換会や舞台芸術のワークショップの体験など多様なプログラムを実施予定です。 

シンポジウム登壇者には、岐阜県内で地域のサポーターを育成しながら多様な人の芸術文化活動への参加を促進する事業を行なっている方々をお招きします。アートの力を活用して、社会とまじわる場をつくり、障がいのある人の表現と社会参加の可能性を広げることをともに目指す「tomoniアートサポーター」を運営するTASC岐阜の二村元子さん、岐阜県美術館を拠点に人と人、人と作品、人と文化をつないでいくアートコミュニケーター「~ながラー」の運営を行なっている近藤優紀さん、可児市文化創造センターalaで文化芸術の場づくりを通して地域の人々の多様なつながりをつくり、地域を元気にする「まち元気リンクワーカー」の運営を行なっている半田 将仁さん。障害のある方との取り組みそのものと、それを支える人材、ネットワークの重要性について、岐阜県ならではの事例を元に議論を深めます。


令和6年度全国連絡会議
全国連絡会議は、一般参加可能のシンポジウムと非公開プログラムによって構成されます。
◾️日時:2024年10月24日(木)、10月25日(金)
※ 10月24日(木)は非公開プログラムのみ実施
◾️会場:長良川国際会議場( 岐阜県岐阜市長良福光2695−2)


シンポジウム「障害者芸文化活動を広げるネットワークづくり~岐阜県内の事例より」
岐阜県内での障害者による芸術文化活動を広げる実践について、支援センター、美術館、劇場からそれぞれ 紹介を行い、あわせて活動を広げていく市民との接点のつくり方について焦点を当て、今後の展望について 議論を深めます。
◾️日時:2024年10月25日(金)13時30分~15時00分
◾️会場:長良川国際会議場 大会議室
◾️登壇者:
・二村 元子(岐阜県障がい者芸術文化支援センター[TASCぎふ])
・近藤優紀(岐阜県美術館)
・半田 将仁(可児市文化創造センターala)
・進行:大澤 寅雄(連携事務局/NPO法人アートNPOリンク)
◾️情報保障:手話通訳、要約筆記あり
◾️申し込み方法:
(1)フォームよりお申し込み https://forms.gle/nVoxLTeo5S9tqXbj8
(2)メールよりお申し込み
お名前(ふりがな)、ご所属(あれば)を記載の上、件名を「鑑賞イベント/シンポジウム参加希望」とし、 メールアドレス(welfare@arts-npo.org)までお送りください。
申し込み期限: 2024年10月18日(金)  

◾️プロフィール
◯二村 元子(ふたむら・もとこ)/岐阜県障がい者芸術文化支援センター[TASCぎふ]
2018年より、岐阜県障がい者芸術文化支援センター[TASCぎふ]スタッフ。
福祉施設での造形教室や特別支援学校での講師を経て、2014年から(公財)岐阜県教育文化財団にて展覧会などの企画・運営を担当。自身も造形活動をしながら、「アートで生きるを楽しむ」活動を継続。
TASCぎふ(tomoniアートサポーター)
https://www.tascgifu.com/soshiki/2/0000006.html

◯近藤優紀(こんどう・ゆうき)/岐阜県美術館
三重県出身。2022年5月より岐阜県美術館 教育普及専門職として勤務。
各種教育普及に関わる館内外イベントの企画・実施を行う。
今年度5年目になるアートコミュニケーション事業の運営担当として、アートコミュニケーター「~ながラー」と共に美術館へのアクセシビリティについて考える講座を担当している。
岐阜県美術館(アートコミュニケーター「〜ながラー」)
https://kenbi.pref.gifu.lg.jp/ac/

◯半田 将仁(はんだ・まさひと)(可児市文化創造センターala 事業制作課 主査) 
東京、神奈川の文化施設に勤務後、2016年よりalaに入職。
alaでは、演劇滞在制作プロジェクト「ala collection シリーズ」、外国籍市民を対象にした「多文化共生プロジェクト」、障がい者も参加できるダンス事業「みんなのディスコ」、障がい者が創る作品展「エイブル・アート展」、社会的孤立という社会課題に対してアートで地域につながりを創る人を育てる「まち元気リンクワーカー養成講座」などを担当。
可児市文化創造センターala(まち元気リンクワーカー)
https://kpac.or.jp/ala/event_event/linkworkerkouza2024/

◯大澤 寅雄(おおさわ・とらお)/厚生労働省 障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局(美術分野)・NPO 法人アートNPOリンク 理事長 
文化生態観察。文化コモンズ研究所代表・主任研究員、九州大学社会包摂デザイン・イニシアチブのアドバイザー。2003年文化庁新進芸術家海外留学制度により、アメリカ・シアトル近郊で劇場運営の研修を行う。帰国後、NPO法人STスポット横浜の理事および事務局長を経て現職。共著=『これからのアートマネジメント“ソーシャル・シェア”への道』『文化からの復興 市民と震災といわきアリオスと』『文化政策の現在3 文化政策の展望』『ソーシャルアートラボ 地域と社会をひらく』。

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