学びたい
これまで障害福祉の現場に関わった経験がありません。障害福祉サービスや障害のある人との接し方について、どの程度知っておく必要があるの ?
少しずつ知識と経験を積み重ねて、その人に向き合おう
障害福祉サービスというと幅広く、どこから調べていいか途方に暮れてしまいますよね。厚生労働省のウェブサイトに、障害福祉サービスについての概要が掲載されていますので、まずはリンク先を参考にしてください。もともと芸術を専門にしていた支援センターの職員さんに話を聞いてみると、必要に応じて本を読んだり、資料を見たり、研修を受けたりしながら徐々に知識を身につけてきたという人が多いようです。また、支援センターが開催するセミナーにおいて、福祉の現場の話を聞くことで、現場の考えを学ぶことにつながっていると話してくれた職員さんもいます。
最初は「障害のある人と、どのようにコミュニケーションを取ればよいか」「接する上で知っておくべきことが把握できているか」と悩むこともあるかもしれません。
でも、ある職員さんは、先輩職員さんと障害のある人の接し方を見て、「自然体でコミュニケーションを取ればよいのだ」と学んだそうです。目の前にいる人に、確認したり、教えてもらったりもしつつ、だんだんとその人にあった接し方ができるようになります。障害福祉サービスなどの知識に加えて、 福祉の現場を知りながら、一人ひとりにあわせた丁寧なコミュニケーションを心がけたいですね。