障害のある人の芸術文化活動について
中間支援ってなんですか?
活動を広げる視点を持って「つなぐ」 支援です
「中間支援」とは、仲介機能を指す「intermediary(インターミディアリー)」の訳語として使われる言葉です。障害者芸術文化活動普及支援事業における中間支援とは、障害のある人と社会のニーズを把握し、人材や情報などを紹介したり、芸術文化や福祉に留まらない多様な領域の関係者をつなげたりしながら、障害のある人が芸術文化活動に参加しやすい環境の向上を目指す働きかけのことを指しています。具体的には、「舞台芸術に取り組みたいけれど、何からはじめたらいいか分からない」「作業所で制作した作品をいかして商品開発がしたい!」といった相談が寄せられたとします。そうした場合、舞台芸術に関する研修会を開催する、デザイナーなど専門的な人材を紹介するなどの中間支援を行うなどして活動を支援します。支援センターが担う中間支援は、障害のある人の芸術文化活動をより活発にしていくために、重要な役割を持っています。