「おおいた大茶会」(第33回国民文化祭・おおいた大会2018、第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会)との連携および支援
[実施] こみっとあーと
[芸術文化分野] 美術
[取組場所] 学校, 文化施設
取り組みのねらい
「おおいた大茶会」において、当センターが行政や文化施設との協働を推進したり、メディアに対して働きかけたり、企画のアドバイスを行ったりすることで、障がい者アーティストの芸術文化活動を地域に広めるとともに、障がいのある人ない人の協働によってジャンルの異なる芸術文化の交流を生み、障がい者アートの可能性を広げていくことを目的としました。
実施内容
日程 | 2018年10月6日(土)~11月25日(日) |
当センターが障がい者アーティストの紹介や斡旋、企画のアドバイスを行ったことにより、「日出町立図書館」での障がいのある切り絵作家・中島眞一氏による実演、中島氏と現代美術家・Kana氏とのコラボレーション作品の展示、公立小学校での中島氏による「アートを感じるワークショップ」の開催、文化施設「アートプラザ」での「元気のでるアート!」15人のアーティストと美術家・宮崎勇次郎氏との作品展示コラボレーションやライブペイントなどが実現。更にはメディアに働きかけたことにより、大分合同新聞において「今日も、創る 見て!障がい者アート」という連載記事が組まれ、15人のアーティストが記事で紹介されました。
成果
行政や関係機関との協働、障がい者アーティストと県内の若手作家のコラボレーションにより、障がい者アートの可能性拡大の機運を高めることができました。また、メディアに働きかけたことで、多くの人たちに障がい者の芸術文化活動を知ってもらえる機会をつくることができ、認知度を高められました。それにより、展示依頼が増え、障がい者アーティストの自信や創作意欲の向上にもつながっています。今年度のさまざまな取り組みにより、行政や関係機関とのつながりが深まったので、今後の活動に対する信頼度と期待感が高まりました。多様な人が自由に表現し芸術文化を楽しむ活動の普及と、可能性を広げる体制づくりを強化できたと考えています。