厚生労働省|障害者芸術文化活動普及支援事業

厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局

取組事例

アクセシビリティ研修「みえない、きこえない、話せない対話~未来言語ワークショップ」

2019年度│新潟県

[実施] 新潟県障害者芸術文化活動支援センター

[芸術文化分野] その他

[取組場所] 学校

取り組みのねらい

県内での障害者の芸術文化活動は、福祉施設などでの展覧会企画などの動きが活発に見られるようになりました。その一方、発表する側だけではなく、企画をする部分やボランティアスタッフなどとしてかかわりたい人や観客が、より芸術文化活動にアクセスしやすい状況づくりが必要になってきています。そのためのアクセシビリティを考えるなかで、まずは前提となる人と人とのコミュニケーションを考え直そうと、上記タイトルのワークショップを企画。バックグラウンドが多様な人たちが交流する機会になるように、参加者を幅広く募集しました。

実施内容

ワークショップの様子①

ワークショップの様子①

日程2019年9月21日(土)
※9月8日(日)にはプレワークショップ開催
会場新潟国際情報大学 新潟中央キャンパス9階 講堂

「すべての人がコミュニケーション可能な未来をつくる」をテーマに、主に関東で活動するチーム「未来言語」を講師に招いて開催しました。参加者は、見えない、聞こえない、話せない状態になり、グループに分かれて、伝えたいことをどうやって伝えるかを考え、試みるという体験をしました。このワークショップを通して、コミュニケーションについて考える機会としました。

ワークショップの様子②

ワークショップの様子②

ワークショップの様子③

ワークショップの様子③

成果

県内外の学生、大学教員や医療関係者、視覚障害者当事者団体、聾学校関係者、福祉施設の支援者、芸術文化関係者など、さまざまなバックグラウンドをもつ参加者が50人ほど集まりました。視覚、聴覚、身体、精神と、多様な障害のある当事者が多数参加してくれたため、グループにほぼ1人ずつが加わることができました。ワークショップを通して、伝えること、思いを共有することの難しさを体験・共有し、参加者自身が今後それぞれの事業企画に活かせる学びとなりました。

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