はじまりの美術館は、2014年に福島県猪苗代町にある築約140年の酒蔵（十八間蔵）を改修して誕生しました。運営母体は社会福祉法人安積愛育園であり、50年以上にわたり主に知的に障害のある方の支援事業を行っています。コミュニティの「人のつながりから生まれる豊かさ」に視点を置き、「さまざまな人が集える場所」として多様なテーマの企画展やイベント、地域でのプロジェクトを実施しています。
2017年より福島県から障がい者芸術作品展事業の委託を受け「きになる⇆ひょうげん」という「きになる」を軸にした公募展を実施しています。また、これまでも個人、団体の方からの創作活動についての相談や、県内の作品調査、アーカイブサイトを通した情報発信などに取り組んできました。2019年度より福島県障害者芸術活動支援センター事業を受け、支援センターとして「相談事業」「人材育成事業」「情報収集・発信事業」などをより力を入れて展開していきます。