厚生労働省|障害者芸術文化活動普及支援事業

厚生労働省障害者芸術文化活動普及支援事業連携事務局

よくあるお悩みQ&A

やってみたい

作品の展示だけではなく、ワークショップもやったほうがいいのかなあ?

ワークショップの特徴を知り、イメージしよう。

近年、展覧会の発表だけでなく、ワークショップにも注目が集まっています。ワークショップとは、参加者が主体的に鑑賞や表現、創作といった芸術文化活動に取り組む体験型講座です。アーティストを福祉施設や文化施設に招き、実施されることが多いようです。誰でも気軽に参加ができ、障害のある人だけではなく、家族や支援者、障害のない人などが一緒になって、即興的に表現をつくりあげるという特徴があります。ワークショップを行うには手間や時間もかかりますが、ワークショップを実施することで、さまざまな効果が期待できます。障害のある人にとっては、自己表現したり、ふだん接しない人と交流したりする機会となり、QOLの向上につながります。また、ワークショップ中にアーティストが「その人らしさ」を引き出す瞬間があります。それを間近で見ることにより、家族や支援者、障害のない人が、障害のある人の見方・感じ方を知る機会となり、ふだんのケアや価値観が変わることがあります。ネットワークの拡大や、人材育成にもつながります。芸術文化の側面からは、ワークショップの中で、これまでにない新鮮な表現が生まれることも期待されます。ただし、ワークショップをやったからといってすべてがうまくいくとは限りません。達成したい目的によっては別の手段のほうがよいという場合もあります。まずは、なぜ、なんのためにワークショップをやりたいのかを支援センター内で話し合ってみましょう。また、さまざまな支援センターでワークショップを行っていますので、本サイトや支援センターのホームページ・報告書などで事例を見て、自分たちならどんなことができそうか、やってみたいかをイメージしてみます。その上で、具体的に、いつどのように行うかを決めていきましょう。

せっかくだし、交流にもつなげられたらいいな/展示するだけでいいのかなぁせっかくだし、交流にもつなげられたらいいな/展示するだけでいいのかなぁ

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