ネットワークづくり
教育機関とつながりをつくりたいけど、どうすればいい?気をつけることはある?
ひとりの先生とつながるところから。 企画相談は早めに!
つながりのつくり方はさまざまですが、支援センターの連携・協力体制をつくるプロセスのなかで、教員などの教育関係者と関係ができ、そこから教育機関とつながることができたパターンが多いようです。協力委員会に特別支援学校の先生がいて、そこから先生のネットワークにつながったり、サポーターに大学教授や大学生がいて協力関係ができたり・・・という例もあります。あわせて、教育委員会へのヒアリングを行うのもいいかもしれません。所管課を通じて、担当者を紹介してもらえることも。特別支援教育にかかわる担当者から、特別支援学校や特別支援学級の現状について情報交換を行うこともつながりのきっかけになります。
教育機関ならではのポイントは、早めに相談することです。学校では、年間のカリキュラムがあらかじめ決まっていることがほとんど。一緒にやりたいことがあったら、年度初め、もしくは前年度のうちに話を持ちかけるようにするのがよいでしょう。教育機関とつながることで、研修で大学の先生が講話をしてくれたり、学生が展示やワークショップのお手伝いをしてくれたりするなど、事業内容の充実にもつながっていきます。また、支援センターの取り組みを学生に伝え、 知ってもらうことで、豊かな生き方について学生が考える機会になるなど、お互いにとってよい関係性になるとよいですね。